そんな瑠生くんの笑顔を見て……… 今度は胸がぎゅっと…… 締め付けられるような感覚になる。 ─────どうしちゃったんだろ、私 そんなことを思っていると……店員さんに声を掛けられる。 「お次の2名のお客様ー!お待たせ致しました!」 「あっ、りあちゃんお店入れるみたいだよ!行こう!」 いつの間にか…… 私たちの番になっていたらしい。 「りあちゃんーほら、早く入ろー」 「うん!」 瑠生くんに手を引かれ、お店に入った。