あっ、そうだ…… 瑠生に聞いてみるか! 何度か電話をかけると、怠そうな声で瑠生が出た。 『あー、もしもし瑠生? 今、へーきか?』 『……ん、何?』 『もしかして、寝てた?』 『うん、昼寝してた。 それで、どうかした?』 『あー、もう少しでクリスマスじゃん? それでさ……瑠生は、どーすんのかなぁーって』 『はぁ?そんなの、りあちゃんと過ごすに決まってるじゃん!!』