しばらくして──── テントに戻ると…… 試合は終盤を迎える頃だった。 すぐさま…… 俺は、監督の方に向かっていく 「監督っ!すみませんでした!!」 深く頭を下げる。 「………星月には、期待してるんだ。次こそ、本調子で望むように。 ただ、二度目はないからな! 終わったら少し残れ、話を聞いてやるから」 監督はそれ以上…… 俺を咎めることはなく、話は終わった。 ──────────── 試合が終わって、俺は雪乃さんを探す 雪乃さんの後ろ姿を見つけて、声をかけた。