私は、胸を抑えて深呼吸する。 「すぅーーはぁーー」 「えっ、雪乃さん?!だ、大丈夫すか?」 「えっ、あっ、大丈夫……精神を落ち着かせてただけだから……」 「精神?」 し、しまった!! 声に出してた?! 「い、いや、何でもないから!さっ、妹ちゃんへのプレゼント探そ!!!」 私は、逃げるようにその場を離れる。 「えっ、ちょ、雪乃さんー」