「へっ?」 私は慌てて、瑠生くんから離れる。 「そ、そうだよね、ご飯作ろ!!」 私は、何か気恥ずかしくなって…… 逃げるようにキッチンに向かう。 まだ、慣れない…… 「ちょ、りあちゃん!そんな慌てて離れなくてもいいのに………」 ───────── うーーん、ご飯何作ろう……… 冷蔵庫の中のものは使ってもいいのかな? 分からないし、瑠生くんに聞いた方がいいよね。 「瑠生くーーん!!」 「なーに、りあちゃん」