─────瑠生くんと別れた後 私は、行く所が無くて……… 何となく、校内をウロウロしていた。 雪乃からの連絡はなくて、合流することも出来ないし………… 瑠生くんの劇まで、少し時間もあるし………… どうしようか…… そう考えてた時───── 突然、誰かに呼び止められる。 「あのっ!すみません!」 ─────えっ?私? 私を呼び止めたのは……… さっき、瑠生くんを呼んでいた女の子だった。