「うん。気軽に呼んでくれたら嬉しい!」
にっこりして言えば、ふたりは綻んで返してくれた。
「日和も私たちのことも名前で呼んでよ!」
「そうだよ、せっかくの機会だもん。
呼んでくれると嬉しいな」
私、呼んでいいのかな?
一歩踏み出しても……いいのかな?
「……麗奈ちゃん」
「うん!」
「も、百香ちゃん」
「おー、呼んだ!」
悠真くん、私は本当に今が幸せだよ。
諦めていた、友達ができること。
私を暗闇から光の方へ導いてくれた。
耳が聞こえないことも受け入れてくれて、本当に感謝しか出てこない。
こんなにもたくさんの幸せを貰ったのに、私は悠真くんに何も返せてない。
あなたは太陽の陽だまりのような光。
私もあなたみたいな陽だまりになりたい。
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