あなたの陽だまりになりたい



『じゃあ、早速放課後紹介するよ。
楽しみだね』



安心したように微笑む悠真くん。


その言葉のせいで午後の授業は集中できなかった。


授業で一体何をやったのかもあやふやなまま放課後を迎えてしまった。



お昼休みの時に『放課後になったら中庭に行こう』と言われたので、緊張しながらも足を動かした。



一体誰なんだろう……同じクラスの女の子かな?


上手く話せるかな?


仲良くなれるかな?


耳が聞こえないことは伝えた方がいいのかな?



思案に暮れていると、いつのまにか中庭に着いたようで。


視線の先に悠真くんがいたので、私は深呼吸してそちらの方へ向かった。



「悠真くん!」


「よお!」



悠真くんに声をかけたら、隣にはふたりの女の子がいた。