あなたの陽だまりになりたい



……ほんっと、俺変わったよな。


合コン行ってつまらない女と話す時間を作るくらいなら、レポートや論文を作った方がよっぽど有意義だ。


だけど、一番変わったと思ったのは



「……じゃあな」


「あ、おい! 待てよ!」



高校の時のトレードマークであった茶髪を黒に染め直したことだった。


食事も取ったことだし、俺は食器を片付けに席を立つ。



「お前はえーよ」


「悪りぃ悪りぃ」


「ぜんっぜん反省の色ねーな」



友人を置いていくフリをして、俺は前へ歩き出した。



『うん、悠真くん、ちゃんと笑ったね』



……うん、ちゃんと笑ってるよ。


日和をずっと側で守りたい、温もりに触れたい。


日和の陽だまりのような優しさが欲しい。



君の陽だまりになりたい。



だから、一目だけでいいから



日和に会わせて。



*