「あ、今日の合コンキャンセルで。
レポートやらないといけなくなったから」
「はっ!? 俺の出会いのためにお前が必要なんだよ!」
「単位落としたくない」
「薄情もの……!」
レポートは本当だけど、もう既に終わらせてある。
つまりは嘘だ。
合コンは俺が知らないうちにセッティングされたものだから渋々了承したけど、やっぱり抵抗がある。
それはそのはず、日和に恋してから、日和以外の女には微塵も興味が湧かなくなったから。
それっぽい理由でドタキャンすれば、相手はきっと許してくれるという悪知恵を働かせた。
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