「話したいこと……?」
麗奈ちゃんは私の秘密をバラした人。
もちろん、良い印象は持ってないけど理由が理由だし、しょうがないなと思っていた。
……理由で思い出した。
悠真くんとかも元気なのかな。
連絡を絶ったのは私だけど、気になる。
「……! すみません」
後ろから人がぶつかって、ここで話すのは良くないなと気づく。
麗奈ちゃんも同じことを思ったのか、すたすたと先を歩いていった。
着いたのは先ほど杏奈たちといた公園だった。
クレープ屋を見ても、ふたりの姿は見かけないので、もうどこかに行ってしまったんだろう。
……良かった、今会ったら余計に気まずくなるような気がするから。
近くにあったベンチに腰掛けて、私たちはしばらく景色を眺めていた。



