「私、悠真くん……宮原くんと付き合ってたの」
「え……?」
私はこれまであったことをあかりちゃんに話した。
あかりちゃんを信じる信じないじゃない。
今、ここにあるものを大切にすればいいだけなんだ。
小さな幸せを噛み締めて生きていけば、
人と分かり合える素晴らしさを感じながら生きれば
いつか、こんなことあったねって話せるから。
悲しいことも分かち合えばきっと、強くなれるのかな。
ひとりじゃないことを知らない時は頼ることも分からなくて、ただ独りよがりで生きるしかなくて、分かち合う良さも知らずにいた。
……悠真くんが見せてくれた夢は大切なものを教えてくれた。
「は。あいつ、そんなやつだったの!?
ひよちゃんを賭けの対象で、それで耳のこともみんなにバレて……最低じゃん!」
「あかりちゃん……?」
一通り話し終えると、あかりちゃんは怒りで顔を赤くしている。
なんて言ってるか分からないけど、思わず立ち上がる姿や、目つきからして怒ってるなと分かった。



