「内藤さ、私今天津に話しかけてるんだけど」
「うん、知ってる。
で、その用は一体なんなわけ?」
「それは場所を変えようと思って……!」
「何、ここじゃできないわけ?
一体、どんなヤラシイ用なのよ?」
「なっ……!」
あかりちゃんとクラスメイトで口論での攻防戦をしている……。
流石にどんな内容かまでは分からないけど、仲がいいのかな?
もちろん、内容も分からないまま参加するわけにもいかないので、眺めて様子を見守る。
しばらくすると、クラスメイトの女子3人は私から離れていってしまった。
『一緒にご飯食べてもいい?』
「……うん、いいよ」
手話で尋ねてきたあかりちゃんに私は迷いながらも頷いた。



