あなたの陽だまりになりたい



だって、今……。



「伝わった?」


「え、と……うん、伝わった」



あかりちゃんって、手話、できるの……?


私が読み取れないところをあかりちゃんは手話でもう一度言ってくれた。



「どうして、手話……」


『私も後悔してるんだ。あなたをひとりにさせちゃったこと』


「あかりちゃん……」


『だから、中学からひよちゃんと話せるように手話教室に通ってたの』



あかりちゃんと久しぶりにどう話せばいいのか分からなかったけど、私は純粋に嬉しかった。


私のために、手話を覚えてくれたんだ……。



『久しぶりに話せて嬉しい! ありがとう』


『……みんなは知ってるの?』



きっと、耳が聞こえないことだろう。


私は曖昧に笑いながら、頷いた。