「……はい!」 悠真くんが私を好きと言った。 こんな私を、好きと言ってくれた。 上手く言葉で表せないけど、 悠真くんが好き。 大好き。 こんなにも幸せ者でいいのかな。 いっそ、夢でもいい。 涙で目が滲んだけど、涙を流さないように、こらえるように満面の笑みを浮かべた。 今まで生きてきた中で、いやきっとこれからもだろうな。 今が一番幸せな時間だった。 高校1年のこの日は、忘れない日。 私は時間いっぱい、彼の腕の中にいた──── * *