「ま、舞花?どうしたの?」

「何、あれ。照れるんだけど…」

私は、1番って言ってくれたのが嬉しくて照れた。そして、何故か…

「て、照れた!?」

「て、照れたよ!」

「よっしゃあ!!テニスで勝つより嬉しいんだけど!」

「な、なんで喜ぶの?」

「だって、舞花あんまり照れないじゃん!いや、嬉しい!!」

「それは良かったね。」

「あ!ねえ、見に来てくれる?県大会!」

「いいよ。見に行く!」

「ま、マジ!?いー、やったああ!」

「本当、喜びすぎ。」

「だって、嬉しいしー!」

「はははは。」

「あ、笑った!」

「わ、悪い?」

「全然!可愛い!」

「え?」

「いや、何でも…」

そのとき、照れたように見えたのは気のせい…?