私の名前 ~After~




「鈴音、ちょっと行きたい場所があるんだ。

…一緒に来てくれる?」


???

行きたい場所?

もちろん連夜が行きたい場所なら、どこへだってついて行く。


「もちろん行く!」


私の返答に安心したようにほほ笑んだ。


「ありがとう。

…じゃあ、行こうか」


少し緊張しているように見えたのは私の気のせいだろうか…。