私の名前 ~After~




ん…


まぶしい光を感じて、目が覚めた。


うっすらと目を開けてみると、あどけない連夜の寝顔が目に入ってきた。


いつもはキリッとしていて、カッコいい印象なのに寝顔は起きている時よりも幼く見える。

いつも私よりも早く起きていることが多く、私が目を開けるといつも優しく笑って「おはよう」と言ってくれる。
そんな連夜の笑顔にいつも救われている。

珍しい連夜の寝顔を見つめていた。

「ん~…鈴音…?」

やっと連夜が起きたようだ。