私の名前 ~After~



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連夜に連れてこられたのは、ビジネスホテルだった。

きっと連夜たちはここに泊まっているのだろう。

部屋にはいってすぐに鍵を閉めた連夜。


そして寝室に連れていかれる。

ベッドに押し倒されたかと思うと、連夜が覆いかぶさってくる。

怖くはない。

それはきっと…連夜だったから。


紗奈と朔久くんに言われたように、連夜とちゃんと話がしたい。

ちゃんと話をするには、連夜に落ち着いてもらうことが必要だ。