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実家を出て、連夜のアパートに来た。


「連夜、お母さんがごめんね。

桃ちゃんのこともありがとう。」


ソファに座りコーヒーを飲んでいた連夜に声をかけた。


「全然。
でも、鈴音の両親に受け入れられて安心した。

昔とはいえ、鈴音にひどいことしちゃったから…。」

…もう気にしなくたっていいのに…。