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そして来た当日。
実家に来たのは良かったのだが…。
なんと同じ日に、親戚の女の子が遊びに来ていたのだ。
小学2年生の勝山 桃(かつやま もも)ちゃん。
私が連れてきた連夜をお母さんもお父さんも気に入ったようだ。
しかし、桃ちゃんも連夜を気に入ったようで…。
「連夜くんは、どんな女の子が好きなの?」
「うーん…素直でまっすぐな女の子かな」
どんな小さな子にも真剣に向き合う連夜は本当にカッコいいと思う。
でも…
「私、頑張ってそんな女の子になるー」
小さな子の言うことだと分かってはいるが、少し…
いや、結構面白くない。
小学生に向きになるのもおかしいのかもしれないが、連夜を取られるのが…寂しい。



