私の名前 ~After~




「…私から話してもいい?」

俺の家について2人とも無言になった時、鈴音が言葉を発した。


「…うん。」


正直、何を言われるか怖い。


「あの、ね…、ごめんなさい!

誰だって言いたくないこと、あるよね。

それなのに無理に聞こうとして。


ただ、連夜が言いたくないのかなって…
何か隠してるのかなって…不安で、
ショックだっただけなの。

連夜は私を裏切らないって、分かってるから…。

待つって、決めたの。」