私の名前 ~After~



「買い物の時に、腕を組んでいるのは、鈴音に変な男が寄ってこないようにです。…心配しないでください。」

「あぁ…。」


…まぁ、なんとなくは分かっていた。


「これからもよろしくお願いします。」

晴瑠は深く頭を下げた。

「こちらこそ。」

俺の返事を聞き、ほほ笑むとカフェから出て行った。