「えっと………うん。」
”あー…鈴音のこと、他の奴がほっとくわけないよな~…。
でも知らないよりは、知ってた方がよかったのか…?
んー、複雑だけど…”
なんて独り言を言っている。
言わなくてもいいことを言ってしまい、恐る恐る連夜の顔色を窺った。
「う~…複雑だけど、今は俺の隣にいてくれるからいい…。」
口ではそう言いつつ、顔は不服そうだ。
その証拠に口がとがっている。
「失礼いたします。お料理をお持ちしました。」
その時タイミングよく料理が運ばれてきた。
あ、もちろん日本語じゃないよ(笑)
「鈴音のおすすめなだけあって、おいしそうだね。」
なんとか機嫌は直ったようだ。
よかった。
「うん、おいしいから何度でも来ちゃうんだよね。」
おいしそうに食べる連夜を見て、来てよかったと思うし、一緒に来れて良かった。



