それでも頑張って上条くんから目をそらさずに見つめていたら、先にそらされてしまった。 もしかして、ダメってことじゃ…と不安になっていたら。 「……っ、それわざと? そんな可愛いお願いの仕方されたらもう無理だ、俺が折れるしかない…。 わかった、みんなに言わないからとりあえず泣こうとしないで?」 「ほ、ほんと…!?」 さっきまで泣きそうだったのに、途端に安心感で笑顔になる。 「だけど条件付きね」 「条件…?」 たとえ条件が付いたとしても、学校でバレるよりはマシだと思った。