そして三人で朝ご飯を食べる。



こうやって三人でご飯を食べるの、今日以降はしばらくないかもしれない。



ということは明日から、上条くんと向かい合って食べるの…?



想像しようにも夢のようで、全く想像なんてできるはずもなく。



ご飯を食べ終わった後、準備を始めた。



その間にも約束の時間は刻一刻と近づいていって。



もしかしたら来ないかも、とか。
全部夢なのかも、とか考えたり。



だってあの太陽のような、遠い存在の上条くんと婚約に同棲…?



千秋ちゃんに言ったらどう思われるだろう。



というか絶対みんなにバレてはいけない。
多分、私の命が危ない。