いつも通りの朝。 同じ電車に乗っている私は、いつも来る時間が同じ。 数人しか来ていない教室の端にある席に、今日も座っていた。 ぼうっとしているように見えて、実は今、心臓がバクバク鳴っていてうるさい。 冷や汗もかいているし、手先も震えていた。 それもそのはず、昨日私はとんでもないことをしてしまったのだ。