次の日から、何事もなかったかのようにいつもの日常が戻ってきた。 もちろん一言も上条くんとは言葉を交わしていない。 だからやっぱり夢だったんだろうと思っていた、金曜の夜に。 親からとんでもない話を聞かされることになる。