先生の姿が見えなくなったところで、私は図書室へと向かう。 「……あっ」 その時、蓮くんのことを思い出した。 今日は蓮くんの方が先に教室を出て、車が停まってる裏道に向かっているのだ。 このまま図書室の掃除をしていたら、絶対遅くなってしまうし待たせてしまうことになる。 だから私は慌ててスマホを取り出し、メッセージを送った。 【用事思い出したから先に帰っててほしいです。ごめんね。】 絵文字を使うのはどうかと思い、私は句読点だけ使って送ることにした。