恋愛には興味がなかった。 気の合うやつとのみ 気の赴くままに行動することを好んだ。 そこに女は必要なかった。 「可愛がってやってよ。言っておくけどAランク……いや、Sランクだね。純粋で、同級生からアイドル扱いされてる」 そう聞いたとき、俺は 自分と最も関わってはならない人間だと思った。 綺麗なものには触れたくなかった。 俺を取り巻く世界が汚れ過ぎていたから。 「君の手で汚してあげて。その様子、寝転がってみていたいものだな」 「悪趣味なやつめ」