インドアな僕と違って、アウトドア好きな子で。 「お父さんとキャンプ行くんだけど。木良も行かない?」 「……ええ」 「絶対たのしいよ!」 嫌がっても断っても 結局僕は、かすみの誘いを断れない方が多かった。 「火がつかないよー、木良!」 「あおぎすぎだから。ほら、着火剤」 「ありがとう」 柄でもなくバーベキューなんてしたのは 君が強引なのもあったけど、 「ついたよ!!」 なにより、そんな君に惹かれ 君とならこんな時間を過ごしても悪くないと思えたからだ。