3秒後、きみと恋がはじまる。




「失礼します!」



ガラリ、と職員室のドアを開けて、保健室の先生を探す。鈴木先生っていう、優しいおばさんの先生。


「鈴木先生!」

「あら、どうかした?」

「熱があって苦しんでる子がいて…!」

「まあ本当?ごめんねちょっと職員室に用があって保健室にいなくて…。すぐ行くわね!」



バタバタと用意をして出てきた鈴木先生についていく。

階段をぴょこぴょこと降りていると、それに気づいた鈴木先生が振り返る。



「あなたも足痛いの?」

「あ、ちょっと捻ったみたいで…。
でも私は後で大丈夫です!」

「そう。それなのにわざわざ職員室まで、優しいのね」



先生の言葉になんだか少し泣きそうになったのは、疲れていたからだろうか。