「あ、そろそろ体育館行った方がいいんじゃない?」
「そうだね、行こうか」
立ち上がった2人に続いて立つと、ピキンと足首が痛んだ。
「っ…!」
何で…?あ。もしかして、さっき倒れ込んだ時に捻った…?こ、こんな時に…!
「ごめん、ちょっと保健室で湿布もらって来るから2人とも先に行ってて!」
「え、どうかしたの?」
「ううん、念のため!」
「そっか、時間までには来るんだよ」
「わかってるって」
2人に心配をかけないように見送ってから、ぴょこぴょこと片足を引きずりながら保健室に向かう。
なんだかんだ言って優しい2人のことだ。
私が足を捻ったなんて知ったら、心配して試合に出してもらえないだろう。
早く湿布もらって、優勝して、茜くんとデートするぞ…!



