3秒後、きみと恋がはじまる。



「あ、そろそろ体育館行った方がいいんじゃない?」

「そうだね、行こうか」


立ち上がった2人に続いて立つと、ピキンと足首が痛んだ。




「っ…!」



何で…?あ。もしかして、さっき倒れ込んだ時に捻った…?こ、こんな時に…!


「ごめん、ちょっと保健室で湿布もらって来るから2人とも先に行ってて!」

「え、どうかしたの?」

「ううん、念のため!」

「そっか、時間までには来るんだよ」

「わかってるって」



2人に心配をかけないように見送ってから、ぴょこぴょこと片足を引きずりながら保健室に向かう。

なんだかんだ言って優しい2人のことだ。

私が足を捻ったなんて知ったら、心配して試合に出してもらえないだろう。



早く湿布もらって、優勝して、茜くんとデートするぞ…!