それから自宅の電話でちづと連絡をとりながら3日が過ぎた。その間に、クラスメイトが死んだという報告はない。
……もしかして予告動画は終わったんじゃないかとポジティブに考えたかったけれど、幾田さんにひどいことをしていた森元や畑さんがなにもなく終わるわけがないと、緊張状態はつねにあった。
そして、家のインターホンが鳴り応対すると、訪ねてきたのは警察官の清水さんだった。
「これ、ありがとう」
そう言って返してきたのは私のスマホだった。
色々と調べられたのか画面には複数人の指紋がベタベタと残っていて、充電は切れていた。
「多方面の知恵も借りて全力で調べたけど、やっぱり動画のことも、送り主である幾田透子さんの存在も説明づけることはできなかった」
「……そう、ですか」
「なにより動画の送信元は幾田さんのスマホからで間違いはなかった。でも、幾田さんの自宅を訪ねてご両親に事情を話すと、幾田さんのスマホは亡くなった時に解約したそうだよ」
「……え?」
「ちゃんと携帯会社にも裏を取ったし間違いはない」



