私が最期に言いたかったこと

【悠那side】




桜は、藺が好きで、藺は、桜が好きで私は────。。。。




「ねぇ!先輩!!」


そう声をかけてくれたのは、藤咲 侑季(ふじさき ゆうき)くん。
愛称は、侑くんだ。



「え?あ、おはよう侑くん。」




「先輩誰見てるんですか?あ!もしかして...藺先輩ですか?」


え、何言ってるんだか……。



「何言ってるのよ。藺には、桜っていう可愛い彼女がいるのよ?」


あ、すっごいビックリしてる



「え?なんでですか?」



「なんでって...好きだったからじゃないの?」



「いや、それは、分かるんですけど...好きだったんじゃないんですか?」




そんなんじゃない……だって知ってるもん2人は、両想いだったって……




しかも私が好きだったのは────。。





「……侑くんは、誰か好きな人いる??」




「僕ですか?!いますよ??誰だと思います??」




「誰??なの??」





気になった知ろうと思った。




「先輩ですよ。。悠那先輩です。僕は、悠那先輩に会った時から……好きです。ぶっちゃけ言うと先輩の全部がどストライクですし。先輩が本当は、誰が好きだったかなんて…………。」




この子は、ほんとに好いてくれてるんだって……


【回想】


それは、去年のことだった。
好きな先輩がいた。その先輩は、違う人が好きで髪が短かった私は、男の子同然だった────。。。。



『あ、あの。奏芽先輩!!私。先輩のこと────』



『ごめん。俺さ、悠のこと、"そういう"対象で見たことないんだよ。普通にさ今まで通りがいーな……でもありがとうな??』




ありがとうって言われて嬉しかった。。それなのに……崩れ落ちたんだ……





『おい!奏芽〜。あのショートの胸のでかい子断ったんだろ?俺に譲ってくれよ』



『あいつ胸だけじゃんʬʬ』




ショックだった……悲しくて泣いてたそしたら……




『悠那ちゃん?!どうしたの?!?』




桜だった……私のことを慰めてくれて、心の傷を癒してくれた。。。。




桜は、女神だと思う。更には、藺や、侑くんまでも、呼んできてくれた。。。。




いつからか、私は、桜のことを恋愛感情で見ていた。。。。
ベタベタ出来たりするのは、私が女の子っていう特権があったからだ。





「侑くんは、真っ直ぐなんだね。私は、────」





「先輩、先輩も、まっすぐです。」




そういう所が好きなんですよっていたずらっ子みたいな笑顔で私の頭を優しく撫でた……




「……っ?!/////」



「あ、先輩照れました??」


可愛いですってまたいたずらっ子みたいに笑う侑くんは、私みたいな汚い人間は、似合わないと思う……。



「侑くん、同性愛者ってどう思う?」


ふとそんなこと聞いてしまった。


「んー。、別にいいと思います。だって、恋愛は、人それぞれですから。先輩の好きな人、知ってるんですよ僕。」



「え?、な、な、なんで?!?」


すごくびっくりしたし、バレてないと思ってた。



「しかも先輩は、嘘ついてますよね柳先輩に、星咲先輩のこと別に好きじゃないですよね?」



あ、そうかこの子は、私のこと本気で想ってくれているんだ……




「侑くん……そうだよ侑くんの言う通り嘘ついてる」




安心させるように笑ってみせたのに侑くんは……





「─ぎゅっ─ あんまり。無理して笑わないでくださいよ。」





あ、もうバレた……君は、私にとって支えになるのかな……。侑くんの事好きになれるように私……頑張るから……




「ありがとう……」




そう小さい声で言うと侑くんは、



「いいんですよ?いつでも僕を呼んでください」




って言うんだ。