私が最期に言いたかったこと

【雪音side】



俺が好きになった子は、2歳も下の女の子────。




まぁ。そんな事は、置いといて────。






「澪。」2歳下の弟──氷雨 澪(ひさめ みお)に声をかけた────。






「ん?何兄貴。」






不機嫌そうな顔で返事をするが───。






これが澪にとっての普通らしい。







「結婚相手交換して。」







何故俺がこんな変な事を言っているかと





言うと────。






両親が勝手に決めた結婚相手が好きな子の







双子の姉だったからだ。













「兄貴。それ無理じゃね?」






ぶっきらぼうに言う澪。





「俺は、絶対母さん達に言って、解消してもらう。」





「ふぅん。でも、俺もその方がいい。これ以上月海を嫌いになりたくないし。」





そう。何故か月海は、澪に嫌われようとしてる。





「そもそも兄貴は、月海のどこがいいんだよ。」






「全部かなー…。あんなんじゃないってことくらい俺は、知ってるし。」






「兄貴は、よく月海と居たもんな。」





澪の言う通り俺は、月海が小さい頃から一緒に居た。




小さい時は、妹みたいで…すっごく可愛いかったし、




目が離せなかったから、いつも一緒に居た。





学年を上がる事に、気持ちも変わった。






好きというのに気付いたのは、中学2年の時だった。





──「ゆー兄!!お勉強教えてぇ!!」




抱きついてきた。月海は、可愛く2つのお団子をしていた。





「分かったから、少しは、落ち着いて」





興奮してこう言う





「落ち着いてなんか居られないよ!!久しぶりに、ゆー兄と遊べるんだもん」





嬉しそうに答えてくれた、月海がすごく可愛くて……





その時恋に落ちたんだと思う。───