――もしかして。
(……“ラセツ”……?)
わたしの職場を襲ってきたチーム。
戦うんですか?
「それから。こういうことは、やっぱりここでするのも違う気がしてな」
(……!)
そう言われて気持ちを優先させてしまった自分が恥ずかしくなってくる。
そうだよ。
ここは、お世話になってる愁さんのうちだよ。
「二人で住んだらいくらでも愛してやれる」
「っ、はい……」
「今はまだ。こんな時間を楽しむのも悪くない」
そう言うと、幻さんが、腕枕をしてくれた。
サトルさんが言っていた。
この距離感で“しない”のは
……我慢させてるって。
「ガマン、してませんか?」
「さあな」
「…………」
「してる」
「!」
「そりゃあもっとやりたいことあるからな。言い出したらきりがないくらいには」
(そんなに……!?)
「だけどな。夕烏とこうしていると、心から満たされる」
「……!」
「一年後も、五年後も、十年後も。もっと先も。俺は夕烏と、こうしていたい」
「幻さん……」
「心配しなくてもこの先。何百回、何千回と抱いてやる」
「……!? が、がんばります!」
「はは。まあ、がんばって」


