「ゆっくり眠れ」
「あの……」
「ん?」
「わたしが子供だから、ここで止めるんですか」
きっと、まだ続きがあって。
それが“抱き合う”ってことだ。
今終わるのは、中途半端、だと思う。
「そうじゃない」
「だったら。どうしてやめるんですか」
「そんなに先に進みたいのか」
クスッと笑う、幻さん。
「……っ! いえ……その……」
先……って。最後って。どこですか。
「なんだ。まだ物足りないか?」
「そ、そんなことは……!」
幻さんの愛をたくさん感じられることができて。この上なく満足していますが。
(……また欲張りになってる)
「決着をつけなければならない。色々なことに」


