いや、みんなの前では食べる。 たしかに胃の中にいれてしまうのだ。 食べなきゃ力も出ない。 やっと健康な生活をスタートさせた。 だから、食べる。 ……それを、消化しきれない。 身体が受け付けない。 ねえ、おばさん。 いい加減なこと言わないでよ。 わたしは、 あなたに抱きしめられたことなんて一度もない。 わたしを優しく抱きしめてくれたのは パパと 記憶にないけど、ママと それから――、幻さん。 あなたはわたしに、温もりをくれた。