――! 「まいりました、総長サマ」 呆れたように笑う、燐さん。 もしかして。それは。 ……ヤキモチですか? 「め、飯にしないか」 苦笑いする愁さん。 「今日もユウちゃんが材料無駄にしてきた失敗作、みんなで食べよーね」 「おい、テメェもっとオブラートに包めや……!」 「事実じゃん。もっとも、ボクたちが無駄になんてさせないけど?」 わたしたちの間にある壁が 徐々に剥がされていくというよりは なんだかもう、ほとんど 壁なんてないんじゃないかと思えてならなかったんだ。