あなただけが好きだから





咲さん。私も悪いけどその反応はどうかと思う。




決められなかったのだから仕方ない。
それに私も今回で終わりにしたいから。




「じゃ、始めるわよ」




「うん」




「「いらっしゃいませー!」」




一斉にクラスが動き出す。
競争の世界は負けてられない。
ぜひとも売り上げ一位になりたいのだ。