あなただけが好きだから





「おー、やってるやってる」




廊下の近くから黄色い悲鳴があがる。
何事だろうと扉のほうを見てみると。




「本条先輩……」




「やっほー、何になったの?」




「男女逆転の執事・メイド喫茶です」




「お、いいねー、俺のとこはホストクラブだよ。ぜひきてね」