「まぁ、帰りな」 「なにが!?」 「秘密」 フッと笑う蓮にときめくよりも腹が立つ。 なんだろう、あの変化は。 「なんか、疲れる……」 朝のチャイムもなり、席につく。 ふと咲の方を見ると口パクで何か言っている。