いいタイミングで、入る音楽。
始まった…。

「やったぁ、ルナちゃんと後もう少しで手を繋いでむふふが、出来る‼」
雅が、楽しみにしてる体育の時間。

「ねえ、なんで私?」

アミちゃんは、不思議そうに首を傾げた。
触れる手、異常に緊張する。
「さっき、言ったよね。
ルナちゃんを守るのが君なら、アミちゃんは誰に守って貰うの?って。

あれさ、、俺がアミちゃんを守ってもいい?」


言った。

確かに言った。

「えっ…………慧くん「はい、変わってね。
ちゃお、アミちゃん。今度、遊ぼう。
カラオケとかさあ」

急に変わる知らないチャラ男。

誰だっけ?
つか、今俺アミちゃんからの返事待ちなんだけど。
なのに………。

ムカッ。
アミちゃんに触れるアイツにーーー。

パシッーーー。
思わずチャラ男の手を払い除けた。

「はあ?」

「慧くん」

もう、我慢できない‼

「アミちゃん、ごめん‼「きゃっ、何!?」

俺は、アミちゃんをお姫様ダッコした。

そしてーーーー