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私は、最近疲れました。
保健室のベットの中、よく寝れそう。

ガチャ。

なんの音?まるで、鍵がかかったみたいな。

「ルナ…………」

今、会いたくないのに。
休ませて欲しい。
よし、寝たフリしょう。
私は、瞳を閉じた。

コトン。



なんの音?


ギシッーーーー。


えっ……………?



「雅くん…………何?」



私は雅くんの言葉を待った。


「ルナを、、抱きたい」



えっ……………?


雅くん…………?

雅くんが、私の顔の横に手を付き行き場を無くした。
まるで、私、雅くんに押し倒されてるみたいな状況。

私は恥ずかしさから、顔を横にずらした。

何あれ?

ビデオカメラ?

「雅くん、あれ何?
なに撮ってるの?
離して‼
雅くん、なんか嫌いっ!!」


怖い、怖いよ。
なんで、ビデオカメラ?
「なんで………、なんで俺を好きにならないんだよ‼
好きになれよ、俺のこと‼
俺は、お前が欲しいんだよ‼」


強くぶつかる想いは、私には痛かった。


私は雅くんが、分からない。
その間も、ずっとビデオカメラは回り続けてる。