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「ルナちゃん‼可愛いね‼」

いたいた!!寄るな汚らわしい金髪!!

「あ、いえ。
ありがとうございます」

天然か、天然なのか!?

気を付けろ、ルナ。
ルナの狙う狼がいるぞ‼

「ねえ、ルナちゃん早く行こうよ‼」

ガシッーーーー。

ルナの手に気安く触る一人の男。

「やっ!!ちょっと………待って!!」

……………っ。

こればかりは絶対に自分が助ける。

絶対に、、自分がーーーー。













「離せよ」











えっ………………?




あれは……………。


額に汗を滲ませながら、男達を睨みつける若王子 廉だった。