「俺がスケートなんて、行こう言うからルナに風邪引かせたかな」

悔いてる葵。
その表情は、苦しそうだった。

「違いますよ、ルナちゃん楽しんでました。
はじめてのスケート、みんなで来れて楽しいって笑ってました」

ヤスは運転席で、葵に微笑んで見せた。
その笑顔は、優しい。

年齢的には年上のヤス。
「兄貴と呼ばせてください」

「いや、総長やめてください‼」
「葵、大丈夫。明日、みんなで迎えに来よう」

安心して仲間がいる。
葵が目を見開いた。

「いい話の様でただ、朝からルナに会いたいだけだろう。朝からルナの気分害するなよ」

「分かってるよ」

思考を読まれてる。