うす暗い部屋の中で、 わたしの意識はゆらゆらと揺れていた。 豆電球の、オレンジいろの光で満たされた部屋。 そこには、お気に入りのお人形さんたちがいる。 キレイな青い目をした人形さん。 とっても顔立ちのいい男の子。 わたしの頭はメルヘンだから、 いつかきっと、目の前に、 こんなキレイなお顔の人が 現れてくれるのだと信じている。 現れて、わたしの心の中にずっと住んでいる 血だらけのペガサスを、 紺ぺきの大空へと、 解き放ってくれると信じている。