そして暫く守とゲームをした後、



「咲良、寝るか?」



という波留多の一言によって寝室に連れてこられていた。





「やっぱすごいんだね…」




見るからにキングサイズのベッド。
その布地はフカフカの文字そのもので。




「明日から寝坊しないかな…」



わたしの中でそれだけが渦巻く。





「咲良」


途端に響く心地よい低い声。


「疲れてるだろうからゆっくり寝ろよ」