ケータイ小説 野いちご

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野いちご10周年記念コンピレーションアルバム『ずっとずっと、大好きな君のそばで。』

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    • クール男子2【お題】
    • 授業中
    • 教室

    机の中を焦りながら探す。

    「やばっ、教科書忘れちゃった。次の授業あと1分で始まるのに」

    いつも借りに行く相手は少し離れた教室。
    1分で借りて戻ってくることは到底不可能だ。
    私は諦めることにした。

    でも……

    私の席の隣は基本話しかけても無視するか一瞥しかくれない超絶クール男子、篠崎凛斗。
    色々考えているうちにチャイムが鳴って授業はスタート。

    「はいじゃあ教科書開いて…」

    どうしよう、怖い。
    私はノートとプリントを机の上に広げてなんとかバレないようにするのに必死だった。

    「おい」

    隣から確かに彼の声。

    「忘れたんだろ?教科書」
    「うん…」
    「ほら」

    そう言って彼は私の方に机を寄せる。
    信じられなかった。
    キョトンとしていると、

    「見せてやる代わりに、これから俺の言うこと聞いてもらおうか」
    「えっ 」
    「嘘に決まってる。早くこっち来い」

    彼はニヤリと不敵な笑みを浮かべた。

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    • クール男子2【お題】
    • 放課後
    • 屋上
    • 嫉妬

    私は安藤彩華。この幼馴染の柊には、「さや」と呼ばれている。

    『今日ね』
    「うん」
    『なんと、この私が』
    「うん」
    『告白されました!!』
    「…は?」

    驚いてる驚いてる。当たり前だよね、私にモテる要素なんてないんだから。

    「…誰にだよ」
    『2組の浅野くん』
    「…あそ」

    聞いといて「あそ」って何よ!なんて思っていたら、

    「…付き合うの?」

    と、柊が聞いてきた。

    『どうしよっかなーって考えてるとこ!』
    「そいつのこと、好きなの?」
    『どうだろ、わかんないや』

    すると柊はいつもより真剣な表情になって、

    「さやは俺とそいつどっちが好き?」

    なんて聞くから、私は真っ赤になって

    『しゅ、柊…だよ?』

    と言うと、柊は

    「んだよそれ、反則すぎんだろ…」

    と私と同じく真っ赤な顔をして、私を抱きしめた。

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    • クール男子2【お題】
    • 放課後
    • 帰り道

    「ヒャッ…!犬!?」


    下校途中苦手な犬が近寄って来て、体が固まる。


    「……お前、何してんの?」


    「あっ…お願い助けて!」


    偶然通りかかったクラスメイトの男の子により、散歩から脱走中だった犬は無事飼い主の元に戻った。


    「いい年して犬位でビビってんじゃねぇよ。じゃあな」


    「待って!“ありがとう”だけじゃなくて、もっときちんとお礼させて!!」


    クラスでも寡黙な彼は学校外でもクールで、さっさと離れようとする所を慌てて呼び止めた。


    しかし振り向いた彼の眉間には、深いシワ。


    「いいよ別に。男が女を守るのは当然の事だろう」


    「えっ……」


    「どうしてもって言うなら、誰か困ってる人がいたらその人助けてやれ。そんじゃ今度こそサヨウナラ」


    スタスタと遠ざかる背中を、ポ~~ッと見送る。


    別の意味で女の子として守られたいと、ちょっぴり思い始めた瞬間だった。

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感想ノート

嫌いの反対 (結川愁/著)

  • とてもおもしろかったです!
    次回作の『制服を着て空を見上げた』楽しみにしてます!
    頑張ってください!

    深海Love♡   2019/04/23 06:07

  • 凄くいいお話でした!!総長さんとてもかっこよかったです。

    あい15   2019/02/08 21:48

    こんにちは!
    ステキな感想ありがとうございます、、!
    とても嬉しいです!自分は納得がいかなかったもので、、次はなんとか自分も納得行くように仕上げたいとは思います!ぜひ空き時間にでも読んでいただけると嬉しいです!

    作者からの返信 2019/02/08 22:00

  • 凄く良かったです!
    コントローラが飛んで来るのは、ツボでした。
    最初の屋上から飛び降りて戻ってきたのは、どーいうトリックだったんですか?
    続きが気になって仕方がありません!待ってます((∩´︶`∩))

    rihi   2018/12/21 02:04

    ありがとうございます!!!
    個性的な人柄の人たちにしようとしたら強すぎました笑笑
    そこまでは深く考えてなくて、咲良をショックの隅まで追い込めば認めるかなという友梨の企みまでしか考えてませんでした、!!それも番外編などで書けたらいいと思います^_^
    続きも書いていこうと思いますのでよろしくお願いします!!

    作者からの返信 2018/12/21 16:37

  • とても面白かったです!
    少し読みにくいなと感じたところもあったけどそれでもこの物語ごすごく楽しく読ませていただきました!
    このあとのはるたとさくらの関係とかもまだまだ続きが読みたいです!

    みぃーの助   2018/12/20 14:09

    感想ありがとうございます!わたしも初の完結作品でしたので、戸惑いながら書いていた部分もあり、読みにくいなあと思った部分もありますが、それを踏まえて続編を書いていこうかなと思っております!!ぜひ目を通してみてください!

    作者からの返信 2018/12/20 14:12

  • とても面白かったです!
    倉庫でも家でも賑やかで楽しそうに過ごしてるみんなが大好きです!それぞれ個性豊かだったので読んでいて楽しかったです。
    これからも頑張って下さい!応援してます!

    アスナ*   2018/12/20 11:10

    ありがとうございます!とても励みになります!
    初完結で至らぬ点は多々ありますが、続編も書く予定なのでよろしくお願いします!

    作者からの返信 2018/12/20 14:10